オリジナルマジック・奇術哲学
Samo(さも)は、マジシャン自身の技術が、緻密な設計の工作ギミックを凌駕することを目的に作品を制作してきました。
「変なマジックを作っている」
と評されますが、それは意図的に既存技法・常識・完成形をずらす試みを続けてきた結果でもあります。本ポートフォリオでは、そうした評価の背景となる作品群を通して、Samoのマジックの特徴と制作姿勢を紹介します。
遠心分離オイル&ウォーター: 交互に混ぜた黒と赤のカードが、空中で分離する現象。投げ方のコツや注意点を解説。
ドリブルショット: ドリブル中に息を吹きかけることで、任意の一枚のカードを飛ばす技法。
咥えフォース: デックを口に入れた状態で、任意のカードを取り出す技法。2種類の取り出し方を解説。
TCS(Top Shot Cancel Shift): トップショットをキャンセルし、瞬時にDPSのポジションを取る技法。高速かつ自然なポジション取りが魅力。
バルジショット(Bulge Shot): バルジ(オートブレイク)をキャンセルし、フルパームからカードを飛ばす技法。口やデック上部からのカード飛ばしなど、多彩な演出が可能。
LPS(LePaul Spread Shuffle): ルポールスプレッドの動きをキャンセルすることで生まれるユニークなシャッフル。カードがマジシャンを助けるような、信頼関係を楽しめる技法。
「他にあまり見ない、特徴的(=変な)マジックを作っている」
代表作による思想の提示、技法作品による再現性と応用力、コンセプト作品による発想の転換。これら三層を行き来しながら、Samoは一貫して「既存のマジックを少し変な方向にずらす」作品を生み出してきました。