エデン蒲田「マジシャン酷使バー」一日店長体験!~即興と計画が交差した夜~

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(すごい一夜だった...)

はじめに

2025年4月6日、私「さも」は、蒲田にある個性豊かなバー「エデン蒲田」で、ちょっと変わった名前のイベント「マジシャン酷使バー」の一日店長を務めてきました!

きっかけは、世界史替え歌動画で有名なYouTuberの「TAKETAKA」さんからのお誘い。

「一日店長やってみませんか?」と声をかけていただき、二つ返事で「やります!」と答えました。

普段ネットを中心にマジック動画を発信している私にとって、リアルな場でお客様を目の前にマジックを披露するのは、まさに武者修行のような貴重な機会。

ワクワクと少しの緊張を胸に臨んだ、その魅力的で刺激的な一日をレポートします!

 

個性爆発!会場「エデン蒲田」

今回お世話になった「エデン蒲田」は、「誰でも一日店長」をコンセプトにした、めちゃくちゃユニークなバーなんです。

全国に展開する「エデングループ」の一つで、その名の通り、日替わりで様々な人が店長となり、個性的なイベントを繰り広げています。

「飲めるインターネット」とも称されるこの場所では、ソ連バーや満州国バーなど、個性豊かなイベントが毎日の様に行われています。

僕自身、以前からエデングループの存在は知っていました。

というのも、大阪の「エデン難波」で、友人のマジシャン(でいしゅうさん、MOGAMIさん、市原さんなど)がマジックイベントを開催しているのをSNSで見て、「面白そうな場所だな、いつか行ってみたい!」と密かに憧れていたんです。

そんなエデンが、まさか東京蒲田にもあるなんて! TAKETAKAさんからお話をいただいた時は、「あのエデンで!?」と、本当に嬉しかったです。

「酷使バー」ってどういうこと?

さて、イベント名の「マジシャン酷使バー」ですが、これは文字通り、マジシャンが「過酷な酷使に使う酷使バー」という意味が込められています(笑)。

お客様にとっては、テレビでは味わえないような、短い時間に次々と繰り出される高密度のマジックを間近で楽しめる、贅沢な空間です。

私の役割は、一日店長としてバーカウンターに立ちながら、お客様との会話の流れやリクエストに応じて、即興でマジックを披露すること。

まさに「持てるマジックスキルを総動員して、その場で応える!」という、スリリングな挑戦でした。

頼れる相棒!静岡からのマジシャン・テツローさん

この日のイベントには、本当に心強い助っ人が駆けつけてくれました。

マジシャンのテツローさんです!

イベント開催の数週間前に告知を出したところ、それを見たテツローさんから「ぜひ参加させてほしい。ゲストマジシャンとしてショーをやらせてもらえませんか?」と、なんと静岡から連絡をいただいたんです!

突然のお申し出に驚きつつも、本当にありがたくて…。

急遽「どんなショーにしましょうか?」と相談したところ、わずか1~2週間という短い準備期間にも関わらず、「これとこれとこれで、こういう演目をやろうと思います。どうでしょうか?」と、完璧な演目リストを携えて、当日の打ち合わせに臨んでくれました。その手際の良さ、まさにプロフェッショナル!

そして迎えた本番。

テツローさんのショーは、もちろん大成功! 洗練された技術と巧みな演出で、会場のボルテージは最高潮に! お客様からは「うわー!」「すごい!」という歓声が絶えませんでした。

やっぱりマジックは生で観るのが一番ですね。

テレビ画面越しでは伝わらない迫力と感動を、お客様に直接お届けできたことが、何より嬉しかったです。

テツローさん、本当にありがとうございました!

即興マジック奮闘記

テツローさんの華麗なショーの合間や、お客様が歓談されている時間は、私、さもの「即興マジックタイム」です! これがまた、"酷使"の名にふさわしい展開の連続でした(笑)。

例えば、イベントの告知動画を作る際、TAKETAKAさんから「さもさん、告知動画撮れますか」と話すその手にはジャガイモが! (なぜエデン蒲田にジャガイモがあったのかは謎ですが…笑) 「え、ジャガイモ!? 嘘でしょ!?」と思いつつも、その場でジャガイモをフライドポテトに変えるマジックを即興で考案。

この時の様子は、ぜひ動画でご覧ください!

 

他にも、お客様との会話の流れで指で銃の形を作ってもらい、「バーン!」と撃つ真似をしてもらうと、私が持っていたシルクの結び目が弾かれたように解ける…なんていうマジックを披露したり。

また、お客様が話していた有名人の名前に合わせて、語呂合わせのカードマジックを即興で演じたりもしました。

とにかく、その場の空気、お客様の反応、会話の内容に合わせて、瞬時にマジックを組み立てていく。

これは本当に難しいけれど、めちゃくちゃ楽しい! まさにライブならではのスリルと達成感がありました。「またやりたい!」と思える、最高の経験でしたね。

イベント全体の流れと雰囲気

イベントは夕方17時から夜22時までの開催。当初は時間を区切って3部制にする予定でしたが、気づけば部制は関係なく、最初から最後まで途切れることなくゆるやかな雰囲気で進行していきました。

この「ゆるやかさ」が、結果的に良かったのかもしれません。

慌ただしく次から次へと、という感じではなく、一人ひとりのお客様とじっくり向き合い、会話を楽しみながらマジックをお届けできたように思います。

(激しいと、なかなか一人ひとりに合わせるのは難しいですからね…!)

テツローさんのショーで会場全体が一体となって盛り上がり、その熱気を保ったまま、和やかに歓談しつつ、時折マジックで驚きを提供する…。

そんな温かくもエキサイティングな空間が、そこにはありました。

振り返りと学び

改めて振り返ると、テツローさんの素晴らしいショーのおかげで、イベントの核となる部分は大成功でした。

本当に感謝しかありません。

私自身も、この一日を通して、お客様との対話の中からマジックを生み出す即興力や、場を読む対応力が、以前より格段に成長したように感じています。

一方で、反省点もたくさん見えました。

やはりショーアップの部分はテツローさんに頼りきってしまった感が否めません。

マジシャンが主役のイベントである以上、僕自身がもっとしっかりとしたショーを見せられるようになる必要があると感じました。

また、即興マジックを披露するタイミングについても、「もしかしたら、お客様の会話を邪魔してしまったかな?」など、もっと配慮が必要だった場面もあったかもしれません。

それでも、お客様が「楽しかったよ!」「すごかった!」と笑顔で帰っていく姿を見られたことが、何よりの成果であり、僕にとって一番の喜びでした。

最後に、感謝を込めて

今回、この「マジシャン酷使バー」という最高の機会を提供してくださったTAKETAKAさん、遠方から駆けつけ、プロの技でイベントを支えてくれた頼もしい相棒のテツローさん、そして、会場に足を運び、温かい声援と驚きの表情を見せてくださったすべてのお客様、サポートしてくださったエデン蒲田の皆さんに、心から感謝申し上げます!

計画されたショーの興奮と、予測不能な即興マジックのスリルが交差した「マジシャン酷使バー」。

大変だったけれど、それ以上に楽しくて、学びが多くて、本当に刺激的な一日でした。

エデン蒲田では、これからも様々な面白いイベントが開催されていきます。

私も、またこの場所で皆さんとお会いできる日を楽しみに、マジックの腕を磨いていきたいと思います!

今後とも、どうぞよろしくお願いします!

 

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