大学でマジックショーをしたぞ!

めっちゃ楽しかった...!

 

12月9日、ビジネス・ブレイクスルー大学の文化祭で一日かけてマジックショーをさせて頂きました。

 

起業の聖地と呼ばれるBBT生なら誰もが憧れるステージで行われたショーで、クローズアップ・サロンネタをありったけ演じてきたので、その感想を書いて行きます。

 

そもそもBBT大学って?

私が通っているBBT大学(ビジネス・ブレイクスルー大学)は100%オンラインの大学です。

 

スクーリングが一度もないことが特徴で、全てオンライン上のAirCampusで完結します。

そのため、学校のキャンパスに集まる毎年の恒例行事の様なものはありません。

学生主導でイベントを作って、そこに集まるということが多い印象です。

 

入学してから色々なイベントの情報は入手していたものの、岩手に住んでいたため気軽に参加することが出来ず......

 

1年ほど前に東京に引っ越して、やっと参加できるようになったので、ウキウキでした。

 

さらに今回のイベントはBBT開校以来初めての文化祭とのこと。

(芸術祭などは過去に行われています)

 

その様な環境でマジックショーをすることが出来たのはとても光栄です。

 

ドーナツや赤ちゃん向けのプロテイン、焼き物にキャンドルとバラエティ豊かな出店が並びます。

 

準備期間はドタバタで。

文化祭の開催が発表されたのは当日の約3週間前。

まぁ、ある程度時間があったので余裕ぶっこいていたのですが、開始一週間前に実行委員からLINEを頂きました。

 

「さもさん、3回いけますか?」

 

おや、何の話だろう。

残りの変身回数の話だろうか?

 

そんなことを思っていました。

 

どうも話を聞いていると、自分のマジックが文化祭のメインイベントの一部に組み込まれるとのこと。

 

それも朝・昼・夕の3部でメインのステージでマジックをするとのこと。

 

いや、詰んだが?

 

今回の文化祭は、ブースとイベントの2つで成り立っています。

 

ブースでは、学生がシーリングスタンプや、美しい生花など各々の出し物を出店します。

そして、イベントの方では自分の事業や最近の活動をプレゼンする予定でした。

(ビジネスを学ぶ学校なので、この様な発表は色々なところで見ることができます。)

 

自分のブースで卓上マジックをひたすらするつもりだった私にとって、完全に不意打ちでした。

 

その後色々あって、結局ショーのプロットが組めるようになったのが本番3日前。

朝昼夕の3部制なので、一日一本のペースでプロットを組みました。

 

いざ作ってみると意外となんとかなるもので、こればっかりはキャリアに感謝ですね。

 

そして、心臓のドキドキを抑えながら、当日のショーが始まります....

 

良かった点

当日は大盛況で、たくさんの方にマジックを見て頂けて、とても嬉しかったです。

 

超特急で組んだプロットだったので、オープニングアクトとキラーネタ以外は日頃行っているマジックの詰め合わせになりましたが、これが大正解。

 

演目に対してある程度の融通が効いたので、先輩の出品物をお借りしてのマジックなど、文化祭に寄り添ったマジックが出来たと思います。

 

カードやコインを使ったクローズアップマジックは、ジンバルで手元を撮影して頂きながら演じました。

バックスクリーンに映される画面はとても迫力があり、ステージでやるクローズアップマジック地味すぎ問題もなんとか解決できたと思います。

 

ご協力頂いた皆様、本当にありがとうございました!

 

 

反省点

今回はクローズアップとサロンで7:3ぐらいの割合だったのですが、クローズアップマジックが多かったのでもう少しサロンネタを増やすべきでした。

 

あと、これは自分の心の弱さの問題なのですが、ネタ切れに関するトークをしてしまったのが一番の反省点です。

日頃行っているマジックの詰め合わせセットの様なショーをした為、合間合間のMCを考えながら次のセットアップをする必要がありました。

 

間を持たせる為のトークは色々ありますが、「いや~ここまでくるとネタも切れてきましてね」といった内容のトークは、演者から出すにはあまりにも冷めるトークです。

 

しっかりプロットを組んでリハーサルを徹底しましょうという話なのですが、そのような基本的な所から叩き直していく必要があるなと感じるショーでもありました。

 

他にも細かな反省点は多々ありましたが、このような反省と向き合う時間を頂けただけでも私にとってとても有難い時間でした。

 

まとめ

ショーの調整を頂いたSさんをはじめ、文化祭実行委員、BBT関係者、マジックをご覧頂きました皆様に感謝を申し上げます。

 

マジシャンを初めて9年目になりますが、ホッピングやホテルなどでの対面がメインの私にとって、このようなステージでの経験一つ一つが貴重な宝物です。

 

本当にありがとうございました。

 

いつもショーが成功した後は、反省点と次のショーへのビジョンが湧いてきて、ワクワクが止まらなくなります。

 

マジシャンをやっていて一番活力が湧く瞬間です。

 

マジックを人様に魅せることが出来るのは、本当に素敵なことですね。

 

この記事を書いた人
SAMO
さも/Samo

Samo-shop管理人、マジシャン。

2002年、石川県生まれ。岩手で育ち現在は東京に在住。クローズアップマジックをメインに活動している。手軽にギミックのような現象を起こせるスライト技術の開発に力を入れており、日常の生活にマジックが浸透することを目指している。代表作は「スグスチェニアスローカード」「アニェッホ」など。


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